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ナウル共和国とのび太の怠慢 このまま、何も起こらなければは幸せだったのに。。。

文 小林 毅


2015.03.30

ナウル共和国 楽園からの堕落

こんにちは、あなたのキャリアアップする転職を実現させる人材コンサルタントの小林毅です。

先日、あるテレビ番組を観ていましたら、太平洋に浮かぶナウル共和国について特集されていました。この国は約21㎡島国なので、バチカン市国、モナコ共和国についで、世界で3番目に小さい国としても知られています。島が出来上がった経緯がとてもユニークで、アホウドリの糞の塊ということなのです。その影響で、良質のリンが取れる鉱山を所有、それが売れて国がとても潤ったそうです。そのため、国は国民に手厚い高福祉を提供、税金もなく、医療費教育費も免除、もっというと、補助金が国民全体に支給されたので、国民は働く必要がなく、一日中、遊んで暮らすことができたそうです

国民は働きませんから、生活物資等は全部輸入に頼ります。それでもあまり余るだけの利益が国全体に広がっていて、そこはまるで絵にかいたような楽園ということでした。

国民は働きませんから、体を動かしません。よって肥満率も90%を超えるまでになりました。動けない肥満体ばかりの国になってしまいました。

このまま永遠にリンが売れ続ければ良かったのですが、資源はいつか枯渇します。ナウル共和国も20世紀の終わりにその時を迎えます。当然、国に入る財源も劇的に少なくなり、今までのような手厚い福祉を提供できなくなりました。国民は生活が懸かっていますから、このままではいけません。これからはしっかりと働かなければいけないのですが、今まで働いたことがないので、働くという概念がありません。

もっというと、例え働く気になったとしても、生産性が伴わない、いわゆる使えない人たちの集まりと化しているのです。失業率は90%というとてつもない状況になっていて、これが日本ならとても生きた心地がしないくらい危機的状況ですが、当の国民たちは、そこまでの危機感も感じていません。要するに、麻痺してしまっているのです。

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