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なぜ外国人コンサルタントはウソをつくのか?

文 小林 毅


2016.04.03

こんにちは、あなたのキャリアアップする転職を実現させる人材コンサルタントの小林毅です。

多国籍企業での就業

私は独立する以前は、外資系ヘッドハント会社に在籍していました。そこは英国人がオーナーでありましたので、メンバーの多くが外国人で構成されていました。社内公用語は英語で、日本にいるのに、海外で仕事をしているような環境でした。

国籍はさまざまで、英国、米国のみならず、フランス、インド、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、ウズベキスタンなど多様性のある環境でありました。その中で感じたことは、日本人は、良くも悪くも変わった民族であるということでした。

8f248480d652b20b1d92f244744b95fb_s自己主張をあまりせず、組織的であり、自己犠牲の精神がある面、誠実であり、約束を守るなど、改めて日本人の素晴らしさを実体験することができました

一方で、長所は短所と表裏ですから、外国人からすると、とても不思議な考えを持っている、訳が分からない民族、という評価もあったと思います。

例えば、自己主張をしないという点は、謙虚という意味で日本の美学だったりしますが、外国人からすると、謙虚などという捉え方などせず、ただ妥協的な人、と映ったりするのです。そこが思い違いなどになり、トラブルの元になるのかと思います。

日本人的に言えば、察してほしい、空気を読んでほしい、という感覚ですが、それは全くというほど通用しませんでした。よく社長に言われました。「お前は一体何が望みなのか?」と。

私は日本のサラリーマンをそれまで10年ほどやっていましたので、その精神は骨の髄まで浸透していました。特に、私の成長してきた環境なども考慮すると、上には逆らわない、組織のルールは守る、ということを第一にしていたので、そのルールに疑問を持ちながらも、その色に染まっていたのだと思います。妥協的な環境であるとか、機会不平等・結果平等という雰囲気、失敗しても責任の所在がわからない、というところが嫌で、その組織を飛び出したのですが、多国籍企業では私はやはり日本人だったということです。

その私が、この多国籍企業に所属することで、発想を変えることができ、肩の力を抜くことができたのが、一番の収穫だったと思います。ストレス満載の会社でしたが、その考えに至ることができたことにはとても感謝しています。今の自分があるのも、その環境を経験したからです。

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