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止まった時間 日常と非日常

文 小林 毅


2016.08.12

こんにちは、あなたのキャリアアップする転職を実現させる人材コンサルタントの小林毅です。

この時期になると、夏休み、お盆休みということで、仕事が停滞します。私のクライアントは、企業であり、サラリーマンですから、彼らが休めば私も休むことになります。

これだけ一斉に休むというのは日本人らしいというところですね。誰かが休まないと休めないという国民性のせいで、政府も強制的に休みを作らなければなりません。それが休日なのですが、今年から山の日が加わりましたので、益々休みが集中する傾向かなと思ってしまいます。

独立してからは、この休日、特に連休はいらないと思いますね。

さて、実家に帰るといつも思うのが時間が止まっているということです。私は高校卒業して1年間浪人しましたが、19歳まで地元岡山で過ごしていました。それが1990年でした。帰省すると、その1990年のまま、時間が止まっているのです。

それが故郷なのでしょうが、落ち着く半面、1週間も同じ環境にいることが苦痛でなりません。子供のころの当たり前の日常が、現在においては非日常となっているからです

サラリーマンは、与えられた役割、同じことを反復継続することになります。それがルーチンなのですが、組織化した会社であればそれが顕著になる傾向です。ルーチンワークは退屈な日常と同じです。

誰がやっても同じクオリティを出すことを経営者は志向するので、マンネリ化は避けられません。それを打開するために行うのが、異動や転勤なのでしょう。常に刺激を与えないと、人は退屈になりますので、環境を変えたいと思うのです。

一方、異動や転勤ができない職場環境があります。職務主義をとっている企業や、小さい組織で働いている人たちです。

職務主義では、仕事に対して賃金が支払われているので、マンネリ化を感じてしまうことは宿命です。こういった人たちは、仕事内容の深堀や、別の刺激を入れていく必要があるでしょう。

小さい組織では、そもそも仕事が制限されているし、業務の深堀も難しい状況です。その場合は、仕事とプライベートなどを並立させ、プライベートでの刺激を追い求めることが良いかもしれません。

一番つまらないことは、変わらない環境について、ずっと愚痴を言っていることです。

ルーチンワークは退屈ですが、安定している環境でもあるのです。その安定しているところは捨てたくないが、組織は不満である、よって、愚痴は止まらない、という悪循環です。

そういった人たちは、5年も10年も20年も同じ愚痴を言っています。その場面に出会う度、この人の思考回路は20年間止まっているな、と思うのです。

頭は使わないと劣化します。過去にいい大学に出たとか、いい会社で働いているなど関係ありません。磨かないナイフはさび付きますし、人の住まない家は風化します。

時間を無駄に使うことほど、つまらないものはありませんからね。

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