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起業するために必要な力とは?

文 小林 毅


2016.12.26

こんにちは、あなたのキャリアアップする転職を実現させる人材コンサルタントの小林毅です。

私はここ2年ほど、人材紹介業以外の起業家と交流することが増えました。これは自分自身の新たな事業領域を広げるために勉強したい、という想いから積極的に取り組んでいることです。固定グループに入り、勉強会で学んだり、そのつながりでセミナーに参加したり、そこでまた新たな方と出会ったりを繰り返し、人脈を広げているところです。

今までは狭い人間関係の中で隠れるように過ごしていたので、色々な刺激を受けることができ、とても充実しています。

さて、勉強会やセミナーなどに参加して思うことがあります。それは、参加して良かったなぁと思える会と、全く費用対効果が得られなかったと思う会が二極化していることです。しかも面白いことに、良かったなぁと思う会のほうが、お手頃な値段設定となっており、且つ、学ぶ箇所が多く、更にサービスを受けたいという気持ちになります。ビジネスとしてそのような仕掛けをしているとは思うのですが、得られることも多いので、主催者の知識の深さなどを伺い知ることができます。

後者は、値段はちょっと高いなぁと思うような設定が多いと思います。そして参加すると、おやおや、というがっかりとした気持ちになり、これでこの値段は高いと瞬時に脳裏に焼き付きます。でもこのようなセミナーは、なぜか集客は出来ているようです。参加者心理に訴える仕掛けがあるのですが、ただし、リピーターは少ないと思います。これは、一度切りで終わろうとするか、継続してサービスを提供するかという方針の違いなのかもしれません。

では、今回のテーマ、起業するために必要な力に言及したいと思います。

満足度が高い方は、事業に対する考えがしっかりしていると思います。ご経歴を聞くと、やはりサラリーマン時代にそれなりに実績を残していて、成功体験がある方ばかりです。中長期を視野に入れ、自分のビジネスを長く継続していくだけのしっかりとした考えがあり、信頼できる雰囲気を持っています。

もう一方のがっかりする方は、聞くと起業することが目的の方が多いように思います。起業することが夢だったとことあるごとに発言し、顧客目線が欠如しているように思います。更に、サラリーマン時代が不遇だった人が多いことに気づきます。社内で評価されなかったから起業してみた、という場当たり的な印象が強い傾向にあります。戦略的でないということは、話す中身も薄く、薄い内容を知られないように大きく見せますが、メッキはすぐに剝がれます。

そのためか値段設定も、市場感覚が欠如していますので、自分が欲しい値段をつけているように思います。値付けはとても難しいものですが、どの程度の利益を受講者に与えることができるか、という目線なしにはできるはずもありません。

起業することは別に偉いことでも何でもないと思います。自分がやりたいことが会社内でできていれば無理に起業しないはずです。目的として起業の道を選ぶ場合は、長く続けていくことを当然考えます。常に事業を検証し、どうすれば上手くいくのかを試行錯誤し、トライ&エラーを繰り返しています。

色々な起業家がいますが、この手段として起業した志が高い方に出会うことができた瞬間、何より代えがたいものを得た気持ちになります。

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