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名馬と駄馬の差とは?

文 小林 毅


2017.05.01

こんにちは、あなたのキャリアアップをサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。

春の競馬シーズン真っ只中ですね。私は現在、あまり競馬をやりませんが、若いころは結構夢中でした。特に馬に対する想い入れは強く、生産者の苦悩や喜びなどのストーリーも含め、楽しんでいました。

毎年大量のサラブレッドが生まれ、競馬界にデビューしますが、評価される馬は一握りです。勝てる馬とは?という問いがあれば、血統がいい馬、という回答があるくらい、サラブレッドは血統重視です。よって、生産者も走るであろう血統の配合を試み、そして馬主に高く買ってもらおうとします。そう、競馬界はエリート社会でもあるのです。

その中で、極たまに地味な血統の馬が大活躍する時があります。オグリキャップ然り、ミホノブルボン然りですが、そのようなエリートを蹴散らして勝つ様に私は魅了されていたのでした。

さて、その選りすぐったサラブレッドでも、走る馬というのは、一癖も二癖もあるといわれています。人間界でも、名を遺す有名選手は若いころは問題児であったという話はよく聞きますが、それは人一倍の血の気の多さや、気性の粗さが生むパワーとでもいいましょうか、ともかく扱いづらかったという逸話を持っている人が多くいます。

その気性が修正できれば名馬となり、出来なければ駄馬となります。例えば、ゲート試験をパス出来なければ、デビューすらできません。決められたコースを走らなければ、無駄な労力を使い勝つことができません。騎手がコントロールできず、ただがむしゃらに走る馬は途中でばててしまいます。競馬馬は、デビューから一定期間で結果が出なければ、引退することになり、良くて乗馬、ダメなら馬肉になってしまいます。

厳しい運命ですが、競馬界はそれで成り立っています。いくら血統が良くても、ポテンシャルが高くても、自制心がなければ決して勝つことはできないのです

これは人においても同じだと思います。私も多くの人と出会ってきて、潜在能力高いな~、と思った人が結局伸び悩むという事例を何度も見てきました。変なプライドが邪魔をして、成長を拒む人や、仕事に一生懸命になれない人がいます。失敗するのは自分のせいではないと他責にする人もいます。何か嫌なことがあると、その怒りを何も考えず、ぶつけてくる人がいます。私はその都度、この人、大丈夫か?と逆に心配してしまいます。

そういう人たちは結果、雇用主や上司が我慢の限界を超えたとき、組織からリリースされてしまいます。自分から辞めてやったんだ、と言っていても、実は体よく追い出されただけなのです。悲しい話です。

名馬となるか、駄馬となるか。馬は自分の運命は決められませんが、人は決めることができます。評価されないのは周りが馬鹿だから、というつまらない発想は捨て、自分の成長を実現していく努力をしましょう。

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