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選ぶ仕事で人相は決まる?

文 小林 毅


2017.06.14

こんにちは、あなたのキャリアアップする転職をサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。

とある書籍に、客引きの顔は世界共通である、という一文がありました。曰く、選ぶ仕事によって、人相が決まってくるという面白い目線でした。

これは本当にそうだと思います。例えば、金融の人、メーカーの人、サービス業の人、ITの人、大手企業の人、ベンチャー系の人、外資の人などなどです。選んだ道により、その人の人生が染められていくことは、過去出会ってきた人たちを見ても当てはまると感じています。

私はメーカー出身者ですがから、モノづくりの精神は根底にあると思います。いいものを作れば必ず売れる、という信念で生きてきましたし、良いサービスを提供すれば、必ず報われると信じていました。これはメーカーの人の特徴ですね。

しかし、何を持って仕事で成功するかを考えたとき、その信念がぶれてきました。例えば、最近受け入れられているサービスなどは、必ずしもいいものばかりはありません。もっと言うと、拝金に走っており、それはもはや悪いものとさえ思えてくるようなものもたくさんあります。(人材関連のサービスは全般的に当てはまると思っています)

以前、Facebookを題材にした「ソーシャルネットワーク」という映画がありましたが、その時に感じた嫌悪感は相当なものでした。あんな軽い発想でビジネスが展開されていいのか、というとてもショッキングな内容で、共感など一ミリもできませんでした。その後、スティーブジョブズの生涯を追った映画もいくつか観ましたが、あの人も滅茶苦茶です。一緒に働きたいとは思えませんでした

しかし、両社とも市場では受け入れられており、世界企業に成長しています。そこには理念や思想などは垣間見れず、ただマーケット重視という印象のみです。マーケットに受け入れられることが正義とすれば、日本の製造業は退場するしかないのでしょうか

私は現在人材紹介業に属していますが、この仕事は色々な業界の理屈を垣間見ることができます。言い換えれば、自分に無い価値観に直面することが多い環境なのです。

一体この会社のサービスの何が良いのだろう?
何でこんな発想の人材が多いのだろう?

このようによくわからないことの連続です。当初はその新しい価値観に苦しみました。そしてたくさん悩んだ結果行きついた答えは、ただ自分が知らなかっただけ、でした。その自分の知らない世界を受け入れるかどうかで、コンサルタントの器が決まってくると思うのです。

知らないから拒否、よくわからないから受け入れない、ということを繰り返していると自分自身を狭めてしまいます。人材紹介業として生き残ることも困難になるでしょう。しかし一方で、自分の価値観を持たず、のっぺらぼうのようにどのような人相も入れることができる、日和見のようなコンサルタントにはなりたいとは思いませんでした。

自分の意見をコロコロ変える軽いコンサルタントが多くいますが、それはそれで軽蔑してしまうのです。選ばれるコンサルタントは、多くの事例には向き合ってこそ、だと思っています。

さて、現在の私の人相は、どう映っているのでしょう?

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