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共感性が欠如した人たち

文 小林 毅


2017.08.02

こんにちは、あなたのキャリアアップする転職をサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。

共感性について最近深く考えることがありました。

共感性とは、他者の喜怒哀楽の感情を共有することです。例えば、相手が辛い気持ちになったとき、その人の気持ちを理解できる感情で、自分も同じ立場で考えることができる力となります。

社会に出るまでは、ほぼ同じ価値観の人ばかりと付き合いますので、その点で悩むことは皆無でしたが、社会に出ると避けることができない人が登場しますので、自分とは違う価値観をも受け入れなければいけなくなります。対人関係で悩んで転職を考える人が一番多いという傾向値があるので、共通の価値観というのはとても大切であると感じています。

その中で、どうしてあの人はこんな考えなんだろう?と思うことがあります。考えが違う、多様性という括りで解決できないような人たちです。以下のような人たちなのですが、このような言動や態度をする人は、共感性が欠如しているらしいのです。

・周囲にも自分のやり方を押し付けがちである
・相手も自分と同じものが好きでなければ気が済まない
・人それぞれという発想がなく自分と価値観の違う人を理解しようとしない
・他人の気持ちに共感することや、心を通わせあおうという気持ちがない
・『自分の苦しみ・寂しさ(孤独)・つらさ』の感情は強くアピールしてくるが、『他者の苦しみ・悩み・疲れ・ストレス』を推測して理解することができないため、思いやりやデリカシーがない
・自分のやりたい事以外の他人の事情(都合)にほとんど配慮できない
・自分が興味のあることには熱心だが、相手の好みや興味にはあまり関心を示さない
・自己陶酔的な特権意識を持っており他者に自分を特別扱いしたり厚遇するように要求するが、その一方で、他者の感情や権利に対して配慮や共感をすることがない。

人材紹介業にも何人かこのような人たちがいました。俺は人を信じないよ、求職者の言っていることなんか聞いていると、いつまでたっても紹介なんかできないよ、などと公言していました。

トップコンサルで実績を残す人はこの傾向があったように思います。数字を追い求め、その目標値を達成するために非常とも思える行動を起こすのです。

目的が自分の成功にありますから、相手から嫌われようが関係ないのです。どう思われようが気にしないのです。ロジカルと言えばそうかもしれませんが、この人には血は通っているのかと疑いたくなるくらい、ドライな雰囲気です。

自分もこのような人間になるべきか、と思ったこともありましたが、自分には無理でした。それは共感性が強いからです。そのため、自分のキャラにあったスタイルの構築をし現在の姿になったのです。

同時に、共感性の低い人は、サイコパスかもしれないともありました。自分をすごいと思う傾向が高いため、それを受け入れない人に対して攻撃的になるというのです。思い返せば、思い当たる人たちがいます。普通の会話ではノーマルなのですが、メールやブログ、ふとした瞬間に相手を見下すようなことや攻撃的なこと、また炎上するようなコメントを躊躇なく発するのです。

社会人として軽率だな、と思うと同時に、この人を怒らせると怖いな、とも思うのです。そしてその人には近づかないよう、離れていきます。たぶん、私以外の人も同じ行動を取るでしょう。

このように人が離れていく人の心の底を推し量ると、とてもつらいのではないかと思うのです。こう考える私は、やはり共感性が高いと思います。

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