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常に問題意識を持っているからこそ、見えてくる風景がある

文 小林 毅


2017.09.11

こんにちは、あなたのキャリアアップする転職をサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。

映画「ファウンダー」はとても学びが得られる映画でした。まだ観ていない人がいれば是非オススメしたい映画です。

何が良かったのかと言われれば、とても多くの気付きが得られたことなのですが、あまり細かく書くとネタバレになってしまいますので、その点は是非映画を観ていただきたいと思います。

その中で、表題の問題意識を持つことについて書きたいと思います。

映画の中でもこの点に言及する箇所があります。そのとき、主人公であるレイ・クロックは、問題意識について述べるのです。そこのやり取りを聞くと、そのとおりだなと感じ、問題意識を持っている人にしか見えない風景があるのだと思いました。

例えば、ニュートンは万有引力の法則をりんごが落ちることで気付いたと言われています。しかし、りんごが落ちる風景はそれまでも数多くの人が見ているはずですが、万有引力の法則にたどり着いたのはニュートンだけでした。

同じように、コロンブスの事例もそうです。インド航路を求めて、西へ進んだコロンブスが大陸を発見したとき、あるクルーが、あなたでなくても誰かが発見するようなことだ、と言い放ったのです。

そこでコロンブスは、目の前にある卵を立ててみろといい、立たない生卵に対して、押し付け割り、立たせました。それだったら俺でもできるよ、というクルーに対し、創造は難く、模範は優しいと述べたと言われます。

コロンブスの卵という有名なエピソードですが、問題意識を持っているからこそ、得られた果実であることとして伝えられています。

テレビのコメンテーターでも、そんなことだったら私でも言えますよ、という人がいますが、とてもずるいと思って観ています。人のアイディアを話させて、それを全面否定することで上から目線でものをいうことほど、楽なことはありません。このような人は卑怯者です。

誰でも気付いたことかも知れませんが、アイディアとして発信し、行動した人のほうが評価されるべきことは明らかです。この映画では、アイディアを考えた人と、それを普及させた人が混在しますが、結果論からすれば、双方評価されるべきです。

素晴らしいビジネスアイディアを構築したマクドナルド兄弟も偉大ですが、大きなビジネスとして全世界企業に育てたレイ・クロックもまた偉大なのです。

この映画を観たとき、恐らく評価は分かれると思いますが、どこに感情を抱くかによって、その人の価値観が見えると思います。

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