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私が面接の練習を提案する訳

文 小林 毅


2017.10.30

こんにちは、あなたの成功する転職をサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。

私は書類が通過した段階で、何人かの方に面接の練習を打診します。それは、このまま面接に行っても、実力を発揮出来ずに落ちてしまうかな、と思ったときに提案をします。

私は、著書にも記した通り、何もせずに自走してキャリアを上げていく人は全体の5%くらいと考えております。良くて現状維持、殆どがキャリアダウンという現実があると感じています。

そして多くの紹介会社のコンサルタントは、転職すればおしまい、という発想ですから、紹介手数料をもらうための行為に終始します。企業も、現在の問題点が解決出来ればいい、と考えていますので、転職者の将来までは興味ありません。即戦力として使えるかどうかのみが興味対象なのです。

そのような転職マーケットで転がされ続けている現状は、嘆かわしい限りです。しかし私は清廉潔白に、正義感から嘆いている訳ではありません。そんなにいい人では無いのです。

では何を嘆いているのかというと、このままでは紹介レベルの求職者がいなくなることへの危機感、です。紹介できるレベルの求職者がいなくなれば、コンサルタントもご飯が食べられなくなります。狩り場を探し続ければいいではないか、という意見もありますが、それではいつか疲れるのです。映画、ダイナソーのイメージですね。

日本の歴史が、縄文から弥生へとシフトしたことを考えれば、この仕事の発展も縄文から脱しなければいけない、ということです。より確実に果実を得るためには、農業が良いのですが、土を耕し、種を撒き、水をあげ、雑草を抜き、などを経ての収穫は、確実であると同時に時間も掛かります。

そこまで待っていられない、今、収穫しなければ明日のご飯も無いのだ、というコンサルタントは、一時はしのげても、すぐに食糧難に陥り、餓死してしまいます。

長く書きましたが、私がなぜ面接の練習をするかというと、然るべき人が然るべき仕事と役割を持ち、確実に成長してもらいたい、という想いからです。そしてこの不安定な世の中で、組織に頼った人は自由を失いますが、自分を成長させた人には選択肢が与えられるという現実に気づいてもらいたいと思っています。

そして、確信を持ったキャリア形成を実現することで、企業に求められ続ける人材として成長してくれれば、私も苦労することなく企業ニーズに応えられ、良い人材を紹介できるのです。

企業は良い人材を採用できた、候補者はキャリアアップができた、そして私は両者から感謝され、お礼として紹介手数料を企業からいただけた、という三方良しとなるのです。

だから皆さん、面接の練習をしましょう、と言ったらば、断らないでくださいね。

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