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「なぜ自分が評価されないのか」がわからない苦しみ

文 小林 毅


2018.02.06

こんにちは、あなたの成功する転職をサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。

一発屋芸人の悲哀

お笑い界は競争が激しく、生き残ることが難しいと言われています。毎年、世間を席巻するお笑いが生まれてきますが、その殆どが1年後には消えているという厳しい世界です。

例えば、エド・はるみ、はんにゃ、小島よしお、8.6秒バズーカ、杉ちゃん、日本エレキテル連合など。最近ではにゃんこスターあたりが一発屋芸人ではないか、と言われています。(この名前を書き出すときも、検索しながらでした。)

この中には細々とテレビに出ている芸人もいますが、ピークからは程遠い露出度になっています。

簡単に言えば、飽き、ということなのでしょうが、自分の持つ価値を長く維持していくことの難しさを目の当たりにできる事例として、私自身も反面教師にしていたりします。一時のブームで終わるのか、長く愛される存在として残るのか、芸人もビジネスも変わらないと思うからです。

島田紳助さんの一言

以前、島田紳助さんが一発屋芸人についてコメントしていました。そこで印象的だった言葉は、「売れた理由がわからないと、売れなくなった理由もわからない、だからキツイんや。」でした。

一発屋芸人はほぼ例外なく、急に売れてびっくりしている、という言葉を発します。昨日と同じことをやっているだけなのに、突然評価されて驚いている、という感じです。

そのとき感じた感覚を、快感と感じるか、違和感と感じるかで、その芸人の運命が決まるそうです。俺は面白かったんだ、と受け入れた人は、一発屋芸人で終わり、この状態は絶対おかしい、と疑った人は、長く続いています。

自分の価値を客観的に評価できる物差しを持っているのか・いないかで、運命が決まるとは、何と奥深いことでしょう。

転職できない人に共通していること

このことはビジネスパーソンにも当てはまります。大手企業出身で学歴もよく、年収も高かった人材が、最近多く転職マーケットに出てきています。超売り手市場と言っても、それは若手人材のことで、且つ、人に困っている業界が有効求人倍率を上げているだけです。求職者はその実態を把握する必要があるのです。

そのことも知らず、自信満々に転職マーケットにやってきて、好き勝手に自分の条件をお話する方が後を経ちません。その度、ああ、この人は自分の価値を知らない人だな、と残念に思ってしまいます。同時に、何で前職に在籍している時に、自分のキャリアを疑わなかったんだろうと思ってしまいます。

自分に自信を持つことは大切ですし、安売りする必要もないと思っています。しかし一方で、良いものであれば必ず売れる、という幻想も取っ払って欲しいとも思うのです。

書類を出した、落選した、面接を受けた、恥をかいた・屈辱を味わった、ということは日常です。それを繰り返すことで、自分がどう見られているか・評価されているかというマーケット価値が見えてくるのです。

もしあなたが、「なぜ自分は評価されないのだろう」と思っているならば、その地点でとても厳しい状況であると考えてください。

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