こんにちは、あなたのキャリアアップする転職をサポートする人材コンサルタントの小林毅です。
新型コロナウィルスは予想以上の騒ぎになっています。これは日本以外の国でかなり拡大しているからですが、ここまでくると、日本だけでどうこうできるレベルではないですね。
オリンピックは中止かも
日本はオリンピックをやりたいということで、小中高を休みとし、感染拡大を防止しています。また検査も控え、実質の感染者数を小さくする努力をしています。日本だけで考えれば、この対応は正しいと思います。
そもそもそんなに重症化しないウィルスであることは周知の如くですから、感染者数が減少すれば自然鎮火するはずでした。事実、中国はほぼそのようなステップへと入っています。
しかしイタリアを始めとした欧州、そしてアメリカまでもが最近感染者数が拡大しており、入国制限、各種イベントの中止、歓楽施設の休業が発表され、経済的影響が強く出てきました。株価もめちゃくちゃ下がっています。
トランプ大統領も延期を示唆する発言が出てきたので、日本は判断を迫られる状況になるでしょう。
テレワーク導入企業が拡大
電車に乗るとき、また街に出ても、人影が明らかに減っています。電通が在宅勤務に踏み切ったことでそれに追随する企業が増えてきました。
よく考えれば、在宅で仕事ができるインフラは既に揃っている訳で、わざわざオフィスに行かなくてもいいよね、という雰囲気は以前よりありました。今回のコロナウィルスをきっかけに、じゃあ、やってみようとなったのが今の状況です。
このままテレワークは定着していくのでしょうか?
以外に仕事は無いことに気づくはず
私は独立してから今年で10期目ですが、ようやくテレワークの働き方に罪悪感が無くなってきた感じです。なぜなら、時間がとても余ってくるので、拘束時間がとても少なく、なんとなくサボっているように感じたからです。
通勤しなくて良いので、朝はゆっくりでいいですね。7時半とかに起きて、ゆっくり朝ごはんを食べる。朝ドラやワイドショーなども観て、そこから仕事に取り掛かります。
メールや業務処理だけだとあっという間に終わります。9時〜5時で働いていたときとくらべると2〜3時間で終わってしまうのです。その空いた時間に不安を感じ、同時に罪悪感を持っていたのでした。
テレワークでリストラが加速する
実際にやるべきタスクがある人は同じ状況になると思います。こんなにも時間が余るんだ、と感じるはずです。ここで労働生産性が頭に浮かぶはずです。
一方、会社に出社することが仕事であった人は数多くいますが、この人達は自分が如何に会社で必要とされていなかったかという現実に気づくはずです。
会社に出社していれば、仕事をするフリをして暇を潰すことができました。ところがその機会が無くなったとき、危機感を感じなければいけません。出社しなくてラッキー、と思っているあなた。真っ先にリストラ対象になってしまいますよ。
『自由は不自由だ』という言葉がありますが、自己責任の様相が高まってくる日本社会がすぐそこまで来ています。
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