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チャンスを掴めないシニア人材


こんにちは、あなたのキャリアアップする転職をサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。


超売り手市場と言われていますが、実は限られた人材にとってはそうですが、多くの人にとっては実感できないような市場感になっています。特にシニア人材は相変わらず氷河期が続いており、チャンスすら得られない状況となっています。


企業が欲しい人材は若手

大手企業は新卒重視の姿勢は相変わらずで、より無垢な人材を得たいと力をいれています。中小企業や地方で展開している企業は、ようやく中途採用にも力を入れ始め、より戦略的な方向にシフトする傾向が見られます。


採用セミナーで講義をしていると、多くの企業が中途採用を、途中で人を採る作業、と捉えていることがわかります。よって、人物重視の傾向が強く、「良さそうな人だな」と感じれば、短時間で内定を出しています。でもそれは若手人材に限った話で、人物が良ければ後は何とかなると企業が考えていることが背景にあります。


シニア人材は面倒くさい

経験を積んだシニア層は企業に即戦力として貢献できると考えています。価値のある自分が入れば、企業は必ず喜ぶはずと考えています。シニア層が後先何も考えずに突然会社を退職するという選択をするのは、こういった誤解が大きいのです。


しかし企業はそんなことは一切考えていません。欲しい人材はあくまでも若手。シニア層は基本お呼びでないのです。なぜかと言えば、扱いが大変で面倒くさいからです。有り体に申せば、仕事もできないのに態度だけは大きい、と考えているのです。


シニア人材を採用するとどうなるか

例えばシニア層を採用するとどのような現象が起こるのかある企業の実例をもとに言及したいと思います。


そのシニア人材は、社会人としての素養はあるので、真摯に面接に臨みます。企業側はいい人そうなので採用するのですが、その後短期で大きく後悔してしまいます。


採用後、色々と意欲を語りますが、口ほどでもないのです。何でもやります、任せてください、などと意欲を語りますが、実際は口以上に動くものはありません。出社しても今何をやっているのかが見えず、過去のコネクションで仕事を取ってくるでもありません。なにかやっていますが、いわゆる仕事をしているフリに過ぎません。


これでは老人ホーム状態で、ボランティア活動をしているのと変わらないことに気づいた企業は、試用期間でこの方の採用を終了する、という決断をします。


そうすると、なまじ社会人経験があるためか、不当解雇だというまた面倒な行動を起こします。企業側に理があるのは間違いないですが、対応することは面倒です。そのような経験をした企業は、その後一緒くたにシニア人材を捉え、二度と採用をしないということになりました。


なぜ全然面接すら呼んで貰えないのだろう、と嘆いているシニア人材は、過去にこのようなことがあったからです。残念ですが、多くの企業が考えている現実です。


チャンスをどう捉えるか?

若手でもチャンスはなかなかありませんが、シニア層はほぼ皆無です。そんな中、幸運にも就業機会を得ることができたとき、どう考え行動するのかが大切です。前述のような、お荷物になるような人材としての振る舞いをすれば、即刻終了となります。


自分はラッキーだ、チャンスを貰ったんだ、と考えれば、すぐにでも結果を出す行動を取るべきでしょう。


しかし多くが採用後安心し、従業員としての権利を主張し始めます。残業が嫌だ、休日出勤が嫌だ、代休をよこせ、などと待遇面ばかり気を取られていると、たちまち組織で浮いた存在になります。採用してよかった、さすが経験者は違うな、と思わせよう、そのためには短期で結果を出さなければいけないのだと、強く意識すべきです。プロとして当たり前の発想だと思います。


もしこのコラムを見て嫌悪感を持たれた人や意味がよくわからないと思った人がいれば、どんなことがあっても今の組織で定年まで勤め上げることをお勧めします。

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