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孤独という選択をする人の気持ち


こんにちは、あなたのキャリアアップする転職をサポートする、人材コンサルタントの小林です。


組織の中で生きるということ

人は一人では生きていけない、とよく言われます。孤独が好き、と言う人も、周りの人を意識するからこそ、出てくる考えであるというのです。会社でもスポーツでも、組織で行動するものは必ず競争があります。フェアな競争(結果としての)は、受験しかないので、それ以外は人の思惑に左右されます。


自分が認められるためにアピールする、上司にゴマをする、そしてライバルを蹴落とすなど手段はさまざまです。自分が認められ、引き上げられることは、とても達成感を感じるのですが、それは逆に言えば選ばれなかった人を負かしたということなのです。

人間として生まれた瞬間、自分が生き残るため(死なないため)には、競争は避けられないのです。それをなるべく回避する手段として、孤独という選択があると思います。


植村直己さんの考え

植村直巳さんは日本を代表する冒険家でした。彼の偉大な業績は、多くの難題を単独で行動し、達成したことにあります。北極点や世界の最高峰を単独でチャレンジする姿勢は、日本だけでなく、世界から称賛されていました。


植村直巳さんは1984年に北米最高峰マッキンリーを単独で登頂に成功した後の下山中に遭難し、命を落としたと言われています。当時中学生だった私は、なぜそこまで大きなリスクを冒してまで、単独行動を好んだのかとても不思議でした。また、単独での冒険は、孤独とも戦わなければいけません。ただでさえ、厳しい冒険をそのような行動すること自体、理解不能でした。


最近になって、その疑問が晴れるのですが、それは西田敏行さん主演の『植村直巳物語』を観てからでした。


あるとき、エベレスト登山チームの一員として参加していた植村さんは、ゲスト参加にも関わらず、最後の登頂アタックメンバーに選ばれました。達成感を味わい無事登頂を果たし、ベースキャンプに戻ったとき、そこは修羅場と化していました。なぜ植村が選ばれて俺たちが選ばれないのか?そのように詰め寄る他のメンバーで収拾がつかない状況だったのです。


実力などを考慮すれば、間違いない人選だったとしても、皆エベレスト登頂を夢見て、時間と労力、そしてコストを掛けて準備してきたので、納得ができないのでした。それを見ていた植村さんは、組織で行動すると、この軋轢は避けられないと悟るのです。もともと平和主義で、争い事は嫌いな性格でしたので、このような場は耐え難かったようです。


このようなことで揉めるくらいなら、一人で行動した方がまし。一人ならだれに遠慮することもなく、好きなようにできる。それが単独行動の始まりだったようです。


相手を傷つけてまで勝ち上がること

相手を蹴落としてまで自分が前に出たいと思う人は多いと思います。遠慮していては自分にチャンスが回ってこないことばかりですからね。待っていれば必ず選ばれるということも、そんなにあることではないし、例えあったとしても、周りから嫉妬や不平・文句が出てくる、これは組織にいる限り避けられません。


自分の行動がそのまま評価されるような仕事をやりたいと思う人は、属人的な組織、また起業という選択は向いているのかもしれません。自分の能力をフェアに活かしたいと考えるスポーツマンは個人競技を選ぶのでしょう。1秒でも相手の前にいること、目の前にいる敵を倒すこと、それができる競技で活躍する人は、植村さん同様、単独登頂などもできる人と思います。


人の生まれ持った資質と性格は変わらないとすれば、選ぶ競技や仕事もおのずと決まっているのかもしれません。 これが職業適性、なのでしょう。

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