こんにちは、あなたのキャリアアップする転職をサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。
5月27日(土)と31日(水)の2回で、第九回キャリアアップ研究会を開催しました。27日は会議室を借りて今までと同じようにリアルで、31日はネット会議システムZOOMを使って行いました。
どちらもスムースに開催でき、大成功でした。リアルとネット、どちらがいいのかという意見はそれぞれあると思います。私は受講する側の意見を取り入れ、それに応える感じで今後も開催していきますが、ネットの良さは、手軽であるということです。音声が途絶えることや、資料等で不足を感じるようなことが無ければ、交通費も掛かりませんし、会社からでも、出張先でも、遠距離でも参加ができるのがとても大きいメリットなのです。
よって、今後も併用してまいりますが、少し過去のキャリアアップ研究会の内容などをレビューも兼ねて開催してみようかな、と思っています。より多くの方に高いサポートを提供してまいります。
-今回のメニュー- 面接官はどこを観ているか?について セルフマーケティングとセルフブランディングについて
1.面接官はどこを観ているか?について
先日、某大手一部上場企業にて、新卒の面接官として対応しました。普段は中途採用で、且つ、求職者を提案する立場の私が、今度はジャッジする側に立つ、ということです。面接官は過去何度もやっていますが、新卒で3日間通しで、50名以上を面接する、ということは初めてだったので、とても高揚していました。数多くの学生を観る関係上、一人頭10分~15分です。そこで合否を決めるのですから、大変な仕事でした。
そして、面接官を終えて、どこを観ているのかがかなりクリアになったので、それを参加者に共有いたしました。
面接官からすると、これは言ってはいけないな、この仕草は気になるな、ということがたくさんありました。得てして中途採用では言ってしまいがちな発言も、面接官からすると言ってほしくないな、と思うこと、逆になんで言ってくれないの?と思う言葉などですね。とても勉強になりました。
私が面接した学生は、おそらく合否はよくわかったのではないでしょうか。学生の自己PRに突っ込む形で質問を組み立てたので、その話が膨らまなければダメだと思えたでしょうから。ただ、中には自分は受かったな、と勘違いしている人もいました。誤解を恐れずに言うと、私は上げてもいいのでは?と言いましたが、ペアを組む人事担当者がNGだったのです。
「曰く、悪くはないんですけどね、もうちょっと欲しいかな」という感じでした。
2.セルフマーケティングとセルフブランディングについて
これは以前より自分をどう表現するか、どう魅せるか、というテーマで研究会を続けてきましたが、その方向性が見えた瞬間でもありました。マーケティングとブランディングの違いとは何?ということから始めたのですが、これを知った参加者は、モヤモヤが一気に晴れたようでした。
ああ、そういうことだったのか!という言葉があちらこちらから聞こえましたね。
詳しくは参加者のみの特権とします(一部資料はキャリアホライズンメンバーには共有します)。
このマーケティングとブランディングの違いは、知っているようで知らないのだと思いました。3か月前より色々な書籍を読み、自分でも対求職者や対企業(コンサルティングしている企業)で実践して、確信めいたものを得ることができました。それを体系化しながら、資料を作っていくことは、キャリアホライズンメンバーのお陰であると思います。レベルの高いメンバーに負けない資料を提供したいという想いでしたが、しっかりと体系化することが出来ました。それができると、本屋などで見かける戦略本、ブランディング論なども、人材という視点で見れば、ちょっと浅いな、と思えるようになりました。ちょっとした確信を得た、という感じです。
参加者には課題を与えています。それを個別に受付け、アドバイスしていくことになっています。いや~、このキャリアホライズンとキャリアアップ研究会は続けてきて良かったと改めて実感しました。
皆様のご参加お待ちしております(初めての方も歓迎です!)
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