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犯した罪の重さを知れ!

更新日:2019年9月3日


こんにちは、あなたのキャリアアップする転職をサポートする、人材コンサルタントの小林毅です。


あおり運転の代償は大きすぎる

最近、理不尽な理由で命を落とされた方のニュースがありました。それは、高速道路のパーキングエリアで注意したことを逆恨みされ、高速道路の追い越し車線に無理やり停車され、それが原因で追突。2名の方がお亡くなりになったというものです。


この原因を作った容疑者は、事故について反省していないように報道されています。自分も被害者であるというストーリーを作り、自己保身に走っています。この容疑者は、事故を起こした当事者ではないため、過失致死等には問われないようですが、状況から判断して、然るべき重い罪を科して欲しいと思っています。


なぜこの事故に対して私が敏感に反応するかというと、私自身も理不尽な理由で暴漢にあった経験があるからです。その事件以来、私はメガネをするようになりました。


帰宅時に暴漢に襲われる

20年くらい前に、浦和に住んでいたときのことです。会社から帰宅途中に産業道路という大きな道の横断歩道を自転車で渡っていたのですが、猛烈に飛ばしてきたスクーターがブレーキをして私の目の前で止まったのです。


「危ねえな〜、なんだこいつ」


と思いました。そして恐らくその態度から、睨みつけたのでしょう。横断歩道を渡ってしばらくすると、そのスクーターの兄ちゃんが追いかけてきました。


「おい、お前だよ、テメエ、何睨んでんだよ、おう?」


という感じでいちゃもんを付けてきたのです。睨んでなんかいない、と話すといきなり顔面にパンチをしてきました。鼻と目の間くらいのところです。すぐに鼻血が出ました。


「痛えなぁ!」


こちらも突然のことだったので、驚いたし、ムカついたし、でも怖かったし、という複雑な状況でした。


「おう、痛えのは当たり前だ、この野郎!俺はヤクザだ!」


次は耳の横辺りに強烈なケリが入ります。耳の横が切れ、そこからも出血します。鼻と耳から出血ですから、かなりまとまった血が顔面を覆いました。こちらとしては、何で自分は暴力を受けているのかが全くわかりません。でも現実に起こっているのです。


誰も助けてくれない、という状況

産業道路から少し入ったところだったので、とにかく明るいところに逃げようとするも、その間も暴漢は攻撃を止めません。どのくらい蹴られたのかは覚えていませんが、何とか助けが来ないかという思いでした。ある程度こちらが大通りまでたどり着くと、暴漢は追うのは止め、私の持っていたカバンを持ち去りました。


「このカバンはもらっていくからな!」


スクーターに乗った暴漢は、さんざん殴る蹴るを繰り返して、カバンまで持ち去っていったのです。その後、119番と110番をして、自宅に警察がやってきました。そして人生初の救急車に乗って、病院に行きました。脳波なども撮りましたが、その点は問題なしでした。ただ鼻は剥離骨折、耳は数針縫うなどの被害となりました。


後日、警察へ行って事情聴取されましたが、犯人は捕まっていません。その後、盗られたカバンが見つかったのですが、中に入れていた、友人の結婚式の招待状と自宅の鍵が抜かれていました。これは、お前の住所は知っていて、鍵も持っているぞ、というメッセージでした


その後犯人らしい人は現れていませんが、やはりかなりのショックがありました。あの時は、もしかしたら死ぬかな、という気持ちにもなりました。死ぬって理由もなく突然来るんだな、という心境になったのです。


事故に巻き込まれないための自責

私が悪いとすれば、その暴漢を睨んだことでしょう。でも、だからってこんなひどい目に合っていいのか?とも思います。事件が落ち着いたときに、数名の人から原因について指摘されましたが、そんなこと、言われる筋合いはないと思いました。


睨んだことと、暴力をすることはとても大きな違いがあります。手を出し、人を傷つけた人間が100%悪いに決まっています。原因を作ったかもしれない本人は自省すればいいこと。人からお前も悪いなんて言われたくないのです。


今回の事故は、パーキングエリアで注意したことが原因、と思います。でも人を死なせる行為を行った人間が100%悪いに決まっています。煽り行為や、追い越し車線で止まらせることで何が起こるかを想定することができなかったと言っている容疑者ですが、然るべき罰を受けなければいけないのです。


目の前でご両親を亡くされたお子様のことを想うと、胸が張り裂けそうです。容疑者には、自分の犯した罪の重さを知り、その罪を認めて欲しいと切に願っています。

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