新型コロナウィルスを発端に、それまでの超売り手市場から買い手市場に変容したと言われている転職市場ですが、確かに労働市場を表す指数は悪化し続けています。事実、有効求人倍率は1倍を切る勢いで、多くの都道府県でそのような動きが見られます。
一方、コロナ禍でも売上好調の企業も多く、日経平均株価も高値を記録しています。この状況はリーマンショックとは大きく変わっており、あのときのような深刻な不況にならないのではないかという声も聞かれています。
本著は、この1年の労働市場の動向、Youtube動画を通じて、多くの求職者と生の会話を繰り返してきた事例、全国の商工会議所や経営会のセミナーなどを通じて、現場のリアルを紹介した構成となっています。
対象者は企業の経営者、採用担当者向けとなっていますが、企業の採用基準と戦略を知ることによって、求職者にとっても有意義な内容となっています。
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